ハムの作り方(レシピ):あぐー豚でジャンボン

沖縄のあぐー豚を使って久々に自家製ハムの作り方のご紹介です。

脂身の美しい腿肉でフランス風のノンスモークの手作りハム(ジャンボン)にトライ!


あぐー豚を使った自家製ジャンボン(ハム)の作り方

あぐー豚のジャンボン(ハム)

今回は貴重な豚肉を整形のためカットすることを避け、原型を維持しながら加工するようにしました。 

また、ノンスモークですので途中のプロセスは多少異なりますが、ハムの基本的な材料、割合、塩せき方法については前回と変わりません。
基本的な手作りハムの作り方は過去の記事、ハムの作り方:ベストシーズン到来をご参照下さい。  塩せきが終わったら30分程流水につけ、表面の塩分をとります。

あぐー豚を洗う

肉の原型を保ち形良く整え巻締めするためハム用燻煙袋(ハムバッグストッキネット)に入れ、形良く整えながら袋のもう一方を絞込み、縛り、余分なところカットしておきます。
こんなときにホグリングホグリングプライヤーがあれば非常に楽に縛ることができます。

今回は、加工中、形を落ち着かせるため、さらにそのうえからタコ糸で巻き締めておきます。

ハム用燻煙袋

本来、ハム用燻煙袋は大きな肉や七面鳥や鳥1羽が入り、メリヤス編みのため燻煙用に素晴らしい性能を発揮する燻製用のハム作り用品ですが、このように整形用にもお使いいただけます。

ここからは普通の自家製ハムの作り方と少し違うところです。

事前にクールブイヨンを作っておきます。

(水1000ccに対して)
玉ねぎ半個にんじん1/3本セロリ1本
ローリエ、ブーケガルニ(パセリ、タイムなど)適量
白ワイン100cc ワインビネガー少々胡椒少々

これらを鍋に入れ、しばらく沸騰させてから冷まして温度をさげ、75度~80度をキープしながら、このブイヨンでハムを中心温度が65度に達するまで茹でます。

ハムをボイル

茹で時間は肉の太さ大きさによりますが、豚肉1kgで1時間半ぐらいは必要かと思っています。

茹で上がったら流水等で温度を下げ、冷蔵庫で一晩充分冷やしてから食べます。

出来上がりは一番上のとおりです。

薄くスライスし、冷えた辛口の白ワインや冷たいビールと一緒にやれば、本当にCOOL!!
あぐー豚は脂身も赤身も想像を絶するうまさです。

■作成: ■公開日:


== 今回のレシピで使った以下の材料・道具・用品はガーデンクックでご購入できます ==

ハム用燻煙袋ハム用燻煙袋 (燻製用メリヤス編み袋) 4本入
商品番号:13500
鶏一羽、大きなハムベーコンなど大きな肉の塊がかたち良く収まりスモークハウスに吊るせる便利な燻煙用袋
ストッキングのような編み方なので素材の形に薄くフィットし、煙もよく当たります。
価格:1,020円(税込)
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ホグリング1.59cm
ホグリング 5/8″ (1.59cm)
商品番号:29140
上手く縛るのが難しいケーシングの端を簡単に固く結索!
使用ケーシングの目安:充填時口径88mm~101mm位
価格:920円(税込)
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ホグリングプライヤー
ホグリングプライヤー
商品番号:29100
ワンアクションで簡単にホグリングを固く結索!スムーズなソーセージ作りが可能に。
ホグリング専用に作られた特殊なプライヤー(ペンチのような用具)です。
価格:4,010円(税込)
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