ソーセージの作り方(レシピ):ヤクートブルスト

今回はかっての当ブログで何回も出てきているのに、作り方は初めてという「ヤクートブルスト」です。

ヤクートブルストできあがり

ヤクートヴルストは、エマルジョンの生地(55%)と具である太挽きの肉(45%)の両方からできています。
今回は、全体で1,091gの材料です。

ヤクートブルストの材料

(エマルジョン部分)


牛肉   (12.375%)  135g
豚肉(赤) (23.375%)  255g
背脂   (11%)    120g
雪氷   ( 8.25%)   90g

(太挽き肉) 

豚肉(赤) (40%) 450g
背脂 ( 5%) 41g

(塩・香辛料等)

塩 19.5g
白胡椒 2.5g
メース 0.6g
コリアンダー 0.6g
パプリカ(甘) 0.6g
生姜 0.3g
カルダモン 0.3g
玉ねぎ 11.0g

※私はこれ以外にInsta Cure#1とポリリン酸ナトリウム、ビタミンCを使っていますが、皆様方はそれぞれのご事情でご判断ください。

(その他)

ピスタチオ 10g ※荒く粉砕したもの

ヤクートブルストの作り方

塩・香辛料等をエマルジョン分(55%)太挽き肉分(45%)に分けておき、それぞれに均等に混ぜておきます。
その後、エマルジョン分のうち雪氷を除いた物を5mmで挽き、冷凍庫にて冷やす。

挽き肉作り

続いて、太挽き肉分を10mmの刃で挽いて、冷凍庫で冷やす。

粗挽きミンチを作る

両方とも20分ぐらい冷やします。
その間、充填のためファイブラスケーシング(今回は100mm)を水につけておく。

エマルジョン状のソーセージ生地作り

エマルジョン分をフードプロセッサーで雪氷を加えながら細かくしエマルジョンに仕上げる。この間加工中の肉温は10℃を超えないように気をつける。

エマルジョン状ソーセージ生地できあがり

太挽き肉分にピスタチオを加え、上記エマルジョン分に完全に混ざるよう混和する。

ピスタチオを砕く

上記混和したものをソーセージスタッファーを利用してファイブラスケーシングに充填する。なお、スタフィングチューブは25mmのもの使用する。

ソーセージスタッファー

充填の後は、固く縛りあげ19mmのホグリングホグリングプライヤーにセットし締める。

ソーセージをケーシングに充填

続いて80℃にて2時間茹でます。もちろん温度は最初から終わりまで80℃で一定です。

ソーセージをボイル

冷たい流水に浸け冷やし、手で表面を洗って室温に置き、ある程度冷えたら冷蔵庫に入れ一晩おく。

次の日の朝、新たな気分でナイフを入れてください。きっと美味しいと思います。

ガーデンクックは、この様なソーセージの作り方を応援したいと考えています。
   

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